12年間、ご苦労様でした。
なんてやさしい雄牛だったんでしょう。
生れて3日目、生死の境をさまよって。
以後順調に成長するも、県内で和牛登録を拒否され。
北海道の知人にお願いし、すぐ種畜検査・和牛登録を済ませ種雄牛となりました。
北海道で数年過ごした後、私たちと合流。
以後、不妊牛を相手に仕事をしてもらいました。
数は少ないものの、『特くん』の血が入ると、増体・サシに影響を与えました。
人と牛にこんなにもやさしい種牛を見たことがありません。
突然の死亡を確認した朝、涙が止まりませんでした。
ありがとう、『特くん』。ゆっくりお休み。
(2011年11月号)